2020年、6月2日に食マーケティング総合企業の株式会社favyと吉野家を展開する吉野家HDが提携し、「favy Store」に「シェアレストラン」を掲載することが発表された。
飲食店における大きな問題となる不動産資金解消できるこのシステムにより、開店資金の大幅な削減ができ、なおかつfavyとシステム連携しているため、集客のアシストもしてくれるため、今後自分のお店を持つ方からすれば、自分の力量を試しながらその後の展開にも大きくつながるシステムとなります。
既存のお店で間貸ししたい方とマッチング形式で契約でき、既存のお店からしても間貸しによる副収入が入るため、このコロナ禍による売り上げの低下も関係し、需要が大幅に伸びることが予想されます。
今後このシステムが成長すれば、飲食店は一つの店舗を一人で運用するのではなく、土地をシェアしながらリスクを分散させ、各々お店に張り付くのではなくマルチタスクに営業をこなし、複数の収入源を得るのが主流になってもおかしくないと考えられます。
従来よりも新しい経営者の参入頻度が増える可能性もありますが、経営リスクの低下による活発な経営競争により、飲食業の新しい時代が築かれるかもしれません。